プレゼンス
プレゼンス
早わかりプレゼンス
ゲーム概要
プレゼンスは、相手と同じカードを出すとカードが無効になってしまうバッティングゲームです。
各プレイヤーが持つ手札の種類は同じです。1から8のミサイルカードに加え、後出しでミサイルカードを出せる「プレゼンスカード」、相手のミサイルを奪う「ハッキングカード」といった特殊なカードがあります。
各国首脳となり、国際衝突(バッティング)を避ける判断力が求められますが、短時間で勝負がつくので、家族間の掃除当番や友人同士の買い出し担当など、身近な紛争解決にも最適です。
メテオを攻撃し、存在感を示せ!
全員が同時に手札を出して、メテオを攻撃します。数値の大きいミサイルカードから順番に足していき、合計がメテオの数値以上になったら、そのミサイルカードを持つ国がメテオカードの得点を取得します。
6+5+3=14で3枚目のカードを持つ国が得点。
バッティング
ただし、同じ種類のカードは衝突(バッティング)し、捨て札になります。
プレゼンスカード
プレゼンスカードは本作を象徴するカード。後出しでミサイルカードを1枚出して好きな順番に置ける強力なカードです。ゲームを支配し、存在感を見せつけろ!
ハッキングカード
ハッキングカードは相手のミサイルカードを自分のものにできるカードです。他国のミサイルをイケズに奪え!
製品概要
対象年齢 12歳以上 プレイ時間 5~10分 プレイ人数 2~4名
カード
カード は全部で57枚です。
メテオカード 10枚
衛星カード 3枚
ミサイルカード 4色 × 8枚
プレゼンスカード 4色 × 2枚
ハッキングカード 4色 × 1枚
Story
各国紹介
魔流星(メテオ)の迎撃を通して惑星ガイウスに覇を唱えんとする四大国家を紹介します。
※各国の設定は世界観に奥行きをもたせるための味付けです。ゲームシステムに影響を与えるものではありません。
プレイ(遊び方)
◇◆ゲームの準備◆◇
各プレイヤーは、自国(同色)のミサイルカード8枚、プレゼンスカード2枚、ハッキングカード1枚を手札にします。
メテオカードと衛星カードをシャッフルし、山札を作ります。
◇◆プレイ◆◇
①山札を1枚引いて表にします。
②各国(プレイヤー)は手札を1枚選んで出し、同時に表にします。
③出したカードは次の1~5の順番で処理します。
1)バッティング判定
同じ種類のカードは衝突(バッティング)し、捨て札になります。
この例の場合、バッティングした8のカードは捨て札になります。バッティングは、プレゼンスカード、ハッキングカードでも発生します。
2)ミサイルを並べる
残ったミサイルカードを数値の大きい順に並べます。
カード取得時にミサイルカードの数値を並べた順に足していきます。この場合、赤のヒュージア国(ミサイルカード3)がメテオカード13を取得できそうです。
3)ハッキングカードの処理
このカードを出した国は、場に出ているミサイルカードを1枚選び自国のものにできます。ミサイルカードが1枚もない場合は何もできません。
4)プレゼンスカードの処理
このカードを出した国は、手札からミサイルカードを1枚出して好きな順番に置けます。この時出したミサイルカードは衝突(バッティング)しません。手札からミサイルカードを出さなくてもいいです。
青のリテルト共存国はプレゼンスカードを出しました。手札からミサイルカード2出して5と3のカード間に置けば、メテオカード13を取得できます。
5)カード取得
ミサイルカードを並べた順に足していき、合計がメテオ(又は衛星)の数値以上になったら、そのミサイルカードを持つ国がメテオ(又は衛星)カードを取得します。
メテオ(又は衛星)を破壊できない場合、一番大きいミサイルカードを当てた国がカードを取得します。プレゼンスカードにより一番大きいミサイルカードが2枚存在する場合、プレゼンスカードを出した国の方が大きいミサイルとみなします。
ミサイルカードを1枚も当てていない場合、どの国もカードを取得できません。
終わったら、①に戻り次のプレイを行います。
◇◆ゲームの終了◆◇
全員の手札がなくなるまでプレイしたらゲームを終了します。全員の残り手札が常に同じ枚数とは限りません。プレゼンスカード後にミサイルカードを出すかどうかによって、各国の手札の枚数に違いが出てきます。
◇◆得点計算◆◇
取得したメテオカードの数値は得点になります。衛星カードの数値は失点になります。合計点が一番高い国が、世界で最も存在感を示した国(勝者)となります。同点の場合、数値の高いメテオカードを持っている国が上の順位になります。衛星カードは負数の数値として扱います(衛星カード8は-8として扱います)。
AIナビ
ChatGPTを使ったAIナビを用意しました。ヒュージア国首相がゲームのことを教えたり得点計算を行います。
ただし、AIの会話には間違いも含まれるので注意をお願いします。無料のサービス、あくまでもエンタメとして楽んでください!
ChatGPT:プレゼンスナビ
※得点計算は正しく行われないことがあります(人間が計算した方が確実です)
※AIサービスは予告なく変更、終了する可能性があります。ご了承ください。
デザイナーズノート
シンプルで戦略性や意外性があるゲームは好きです。盛り上がれる要素があるとなお良し。ブラフとか、アン・ギャルドみたいなサクッと遊べるものは特に。
ハゲタカのえじきもそうしたお気に入りの一作品です。全員の手札が同じゲームなのに、バッティングというシステムがあるおかげで相手と同じカードが出せなくなり、読み合いが盛り上がります。そうしたバッティングゲームを少しアレンジして国際衝突をテーマにゲームを作れないかと思い考えたのがプレゼンスです。最初はもう少し複雑なルールを考えて試行錯誤していたのですが、手間がかかるわりに面白くなく、結局はシンプルな形に落ちつきました。プレゼンスカードとハッキングカードは強力ですが、強力がゆえに全員が出したがるタイミングが被り勝ちで、ここ一番での読み合いが盛り上がります。
デザイナーズノート+1
自分(Toka )はゲームデザイン専門の人なのですが、今回、成り行きというか、なんというか……ゲームデザインだけでなく、デザインも込みで一人で作ってみました。プレゼンスでは世界観も表現してキャラクター性を出してみたかったので、ゲームシステムと並行して世界観を構築しつつ、各国を代表するキャラクターを考えていきました。キャラクターをはじめ、イラストを何点か用意する必要がありましたが……絵は描けるけれど描けないのです。描けない人と比べたら描けるけれど、描ける人と比べたら描けないし、デジタル絵は素人同然……そういうレベルなのです。なので、キャラクターなどの下絵は自分で描きつつ、リライトを中心にAIを活用しています。ロゴは、AIを使わず、イラレで作りました。なんとも素人臭いロゴですけど、いいじゃないですか。そもそも同人ゲームですからね、これ。
ゲームデザイン & アートワーク
Toka (トーカ)
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