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価格
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マアトの羽は、
・アヌビス神の審判をモチーフにしたバーストゲームです。
・「独特なカード配置」とカード数値が特徴的です。
置いたカードと対応する天秤エリアの合計数が羽カードと同じになれば羽カードを入手することができます。合計数が羽カードより重くなったら神罰が下り、羽カードをひっくり返して石カードを入手します。
バーストすると羽カードは石カードに変化し、マイナス点になりますが、石カードを使って羽カードを取ることもできます。
あえてバーストして石カードを取り、逆転を狙う。そんなプレイもできるゲームです。
試されるのは度胸と戦略のバランス感覚。
【バースト】とは?
数字を積み重ねていき、目的となる値に近づくか一致するほど良く、値を超えた場合は無得点や減点となるゲームシステムのことを「バースト」と言います。
独特なカード配置
Story
AIと話す
ChatGPTsを用意したぞ。アヌビス神の代理である吾がゲームのことを教えたり得点計算をしてやろう。
ただし、AIの会話には間違いも含まれるので注意せよ。無料のサービス、あくまでもエンタメとして楽むのだ!
ChatGPTs:ケトルハット+1「マアトの羽」
カード
カード は全部で49枚です。
【心カード】36枚
心カード1:4枚 心カード2:1枚
心カード3:8枚 心カード4:1枚
心カード5:8枚 心カード6:1枚
心カード7:8枚 心カード8:1枚
心カード9:4枚
【羽カード(裏面:石カード)】13枚
羽カード 2:2枚 羽カード 4:2枚
羽カード 6:2枚 羽カード 8:2枚
羽カード10:1枚 羽カード12:1枚
羽カード14:1枚 羽カード16:1枚
羽カード18:1枚
プレイ(遊び方)
◇◆ゲームの準備◆◇
最初にカードを配るディーラーを決めます。ディーラーは心カードをシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配ります。配られたカードは他人には見せず手札にします。残った心カードは山札にします。
次に羽カードをシャッフルして3枚引き、場に横並びに配置します。残った羽カードは山札にします。
◇◆プレイ◆◇
1)プレイの開始
ディーラーの左隣のプレイヤーから始めて、時計回りにプレイします。
2)手札を置く
手札からカードを1枚選び、8箇所の天秤エリアのいずれかに置いてください。カードを置いたら天秤の重さを量ります。羽カードと天秤エリアのカードの合計数を比較してください。
各羽カードと重さを比べる天秤エリアは以下の通りです。
左の羽カードは①②③の天秤エリアと、
中央の羽カードは④⑤の天秤エリアと、
右の羽カードは⑥⑦⑧の天秤エリアと比較します。
天秤の重さが吊り合ったら(合計数が同じになったら)羽カードを入手します。
天秤が重くなったら(合計数が羽カードより重くなったら)神罰が下ります。羽カードをひっくり返して石カードを入手します。
天秤が軽い(合計数が羽カードより軽い)場合は何も起きません。
3)カードが置いてある天秤エリアにカードを出す
すでにカードが置いてある天秤エリアにカードを出す場合、以下のように処理します。
置いてあるカードより重いカードを置いた場合、カードを置き換えます。置き換えられたカードは捨て札にしてください。その後、天秤の重さを量ります。
例)心カード3は心カード2より重いので
置き換えが可能です。
置いてあるカードと同じか軽いカードを置いた場合、神罰が下ります。羽カードをひっくり返して石カードを入手してください。
手番が来たら、必ず天秤エリアにカードを1枚置いてください。パスはできません。カードを置いて神罰を受けるしかないこともあるのです。
4)石カードを出す
合計数が天秤と吊り合う場合だけ、石カードを羽カードに戻して手札の代わりに使うことができます。石カードを使って羽カードを入手できるのです。
5)羽カードの補充
羽カードを入手、あるいは神罰を受けて石カードを入手したら、対応する天秤エリアのカードを捨て札にしてください。その後、山札から新しい羽カードを引いて場に補充します。
6)手札の補充
プレイが終わったら、山札から心カードを引いて手札を3枚に補充してください。石カードを出して手札が減っていない場合は補充できません。
◇◆ゲームの終了◆◇
場に出ている羽カードが全てなくなるまでプレイしたらゲームを終了します。
得点計算
手に入れた羽カードが得点、石カードが減点となります。合計点が一番高い人が勝者です。同点の場合、価値の高い羽カードを持っているプレイヤーの方が順位が上となります。
デザイナーズノート
『マアトの羽』は短時間で気軽に遊ぶことができます。その一方で、戦略的な思考力と相手手札の読みが試されます。時には大胆な決断も必要です。
気軽に楽しんでもいい。思考を深めて戦略的に勝ちを狙ってもいい。大胆に決断してドラマチックなプレイをしてもいい。様々な態度でゲームに臨むことができます。
アヌビス神の死者の審判をモチーフにしており、エジプト神話好きな方にもオススメです。
デザイナーズノート+1
天秤が吊り合うようにカードを出して合計数を一致させれば羽カードを入手できます。天秤が傾くほど重い数を出したら石カードを入手しなければなりません。ここまではバースト系カードゲームの基本です。
バースト系のゲームは数値計算が重要なため、シビアなカウンティング(出されたカードの記憶)が要求されがちですし、次第に追い込まれていく息苦しさもあります。本作もバースト系のゲームである以上、そうした要素は残りますが、息苦しさを感じすぎないような調整をしてあります。適度に緩いバースト系カードゲームです。
取得対象となる羽カードは偶数のみなのに対し、心カードの大半が奇数なのは意図的な設計です。心カードの合計数が奇数になりやすく、簡単に羽カードを取得できません。心カードに少数ながら偶数のカードが入っているのも意図的です。偶数の心カードを引けば、戦略性など無視して簡単に羽カードを入手できる可能性があります。多少の運要素を入れることで、息苦しさを解消するとともに、ライトユーザーでも運任せの勝ちを狙いに行けるからです。
バーストすることで入手する石カードはペナルティですが、天秤が吊り合う場合は石カードを出すこともできます。あえて石カードを入手するのも戦略です。石カードは手札とは別に入手するので、使えるカードが増えて選択肢が広がります。相手に羽カードを取られないよう、あえて羽カードを石カードにして取ってしまうのも戦略です。もちろん、石カードを取ることで自分を不利に追い込むだけの結果に終わることもあります。
堅実に手堅くプレイするのか? あえて石カードを取るのか? 勝利を手にするには戦局の見極めが重要です。ダメだと思ってもすぐに諦めないでください。最後の最後で逆転劇が起き、思いがけず勝利することだって、あるのですから。
クレジット
ゲームデザイン
Toka (トーカ)
アートワーク
Ka-Fu (カフー)
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