アペロ
アペロ
早わかりアペロ
ゲーム概要
アペロは、妖精たちのトレードを再現したカードゲームです。
チェンジ
順番に手札からボトル(カード)を出した後、出されたボトル(カード)を順番に取っていく。それだけのゲームですが、取る前にチェンジを行うことで別のボトル(カード)に変化させることができます。
気に入らないボトル(カード)はチェンジでより良いカードに変えましょう(運試し)。相手が欲しがりそうなボトル(カード)があったらチェンジしてしまいましょう(イタズラ)。妖精たちのトレードは、現れては消えるキノコのように神出鬼没で自由気ままなのです。
強制チェンジ
ファーストプレイヤーは強制チェンジしなければなりません。ランダムに場札を1枚選んで交換します。
任意チェンジ
2番目以降のプレイヤーは任意チェンジができます(しなくても構いません)。好きな場札を1枚選んで交換します。
任意チェンジでは、
・悪いカードをチェンジしてより良いカードに変化する運任せを試みる。
・良いカードをチェンジして相手へのイタズラを試みる。
ことができます。これがアペロの基本的な遊び方になります。
得点計算
得点計算は、同色のカードは足し算と掛け算を好きな順番で行えます。マイナスのカードでも2枚以上集めれば高得点を狙えます。
紫色カードはマイナスですが、(-1 -2) ×-3 と計算することで 9点にできます。この場合、赤色 1点、緑色6点、紫色9点なので合計16点 と計算できます。
Story
プレイ(遊び方)
◇◆ゲームの準備◆◇
最初にプレイするファーストプレイヤーを決め、全員に手札を6枚配ります。
◇◆プレイ◆◇
①出品
まずは出品です。ファーストプレイヤーから時計回りに、手札から場にカードを表面にして1枚出します。
②トレード
次は出品したカードを取ります。ファーストプレイヤーから時計回りに、以下のプレイをしてください。
ファーストプレイヤーは、強制チェンジ(後述)した後、場のカードを1枚取ります。2人目のプレイヤーは、任意チェンジ(後述)した後、場のカードを1枚取ります。3人目以降のプレイヤーは2人目と同様にプレイします。
※取得したカードは、手札とは別にしてください。
全員がカードを取り終えたら、ファーストプレイヤーを左隣の人に移して次の出品とトレードを行います。
◇◆ゲームの終了◆◇
手札がなくなるまでプレイしたらゲーム終了です。
◇◆チェンジ◆◇
2種類のチェンジについて説明します。
強制チェンジ
場のカードを全て裏面にしてシャッフルしてから1枚選んで捨てます。山札を1枚引いて場に加え、場のカードを全て表面に戻します。強制チェンジは必ず行います。
任意チェンジ
表面の場のカードを1枚選んで捨て、山札を1枚引いて(表面にして)場に加えます。任意チェンジは行わなくてもかまいません。
◇◆得点計算◆◇
入手したカードの数値を合計した値が得点となります。ただし、同色のカードは足し算と掛け算を好きな順番で自由に行えます。
たとえば、赤色1, 緑色2, 3, 紫色-1, -2, -3のカード取得していた場合、
赤色カードの合計:1 = 1点
緑色カードの合計:2×3 = 6点
色カードの合計:(-1 -2) ×-3 = 9点
各色の点を合計して 1+6+9 = 16点 と計算できます。
得点が1番高い人が勝ちです。同点の人は同順位です。
AIナビ
ChatGPTを使ったAIナビを用意しちゃいました。妖精のアイちゃんがゲームのことを教えてくれたり得点計算をしてくれます。
だし、AIの会話には間違いも含まれるので注意。無料のサービス、あくまでもエンタメとして楽しんで!
ChatGPT:アペロナビ
※得点計算は正しく行われないことがあります(人間が計算した方が確実です)
※AIサービスは予告なく変更、終了する可能性があります。ご了承ください。
※アイちゃんの画像はChatGPTで生成しています。
※製品(カードゲーム)にアイちゃんは含まれません。
デザイナーズノート
アペロは運要素が強いゲームなので、誰とでも気軽に遊べます。短時間で終わるので、気軽に繰り返し遊んでください。同色のカードを集めれば得点がアップし、マイナスのカードを掛け算してプラスに変えることができます。相手がほしいカードを取らせないように自分がほしくないカードを取ったり、チェンジしてイタズラする必要が出てきます。アペロは、運で勝ったり戦略で勝ったりします。運と戦略がシーソーのように行ったり来たりするゲームなのです。
ファーストプレイヤーは強制チェンジをするとしていますが、これを任意チェンジに変えてもいいです。小さな子と遊んだり、大人数で遊ぶ場合などで、こちらの方を好む人もいるかもしれません。
プレイ人数を4人までとしていますが、1セットでも5人で遊ぶことは一応可能です。ただし、山札のシャッフル頻度が増えてしまいます。
また、2セット使うと5~6人でも遊べるようになります。5人以上で遊ぶ時も手札は6枚で遊んでください。
デザイナーズノート+1
アペロは手札6枚でのプレイを基本としていますが、ゲームバランス的には手札をプレイ人数の倍数にするのが好ましいです。そうしないとカードを取る順番が早いか遅いかで有利不利が少し出るからです。ファーストプレイヤーとなる回数を全員平等にするのがゲームバランス的には好ましいです。ゲームを遊びやすくするために手札を6枚としていますが、4人プレイで理想的なゲームバランスを求めるなら手札は8枚です。ただし、山札が4枚になるので、いつも山札をシャッフルすることになります。面倒ですよね。
多人数でしっかり遊びたい人は、「プレイ人数の倍数」を念頭に手札の枚数を変えてみてください。手札が多くなるとカードが不足するので2セット必要になりますが、こんな感じです。
2人 手札8, 10, 12枚
3人 手札9, 12枚
4人 手札8, 12枚
5人 手札10枚
手札が増えるとプレイ時間が長くなり、得点計算も大変になっていきますが、ゲーム好きなお兄さん、お姉さんなら、へっちゃらでしょう。
ちなみに……ChatGPTsのアイちゃんは手札が6枚の得点計算しかできません。会話型の生成AIに正確な得点計算をさせるのは少し手間なのです。頑張ってプロンプトの指示を書くとか、独自の計算ライブラリを用意するとかすれば複雑な得点計算もできるかもしれませんが、そこまで腰を据えて作ってはいないんですよね。そこまでやるよりは別のゲームを作りたいような、ないような。AI作るのも、面白いんですけどね。
ゲームデザイン
Toka (トーカ)
アートワーク
福井和也
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